- 一人暮らしで食洗機を購入するか迷っている
- 食洗機の節約効果は実際にどれくらいかあるのか知りたい
- 一人暮らしが食洗機を買ったら使いこなせなくて後悔しそう
食洗機には興味があるけど、一人暮らしの場合、食洗機の節約効果や使いこなせるかどうかについて不安を抱えている人も多いのではないでしょうか。
実際に一人暮らしには食洗機が不要な理由な理由を調べてみると、以下のようなデメリットが挙げれます。
- 食洗機は大きくてキッチンの邪魔になる
- 一人暮らしは食器が少ないので、節約効果は見込めない
- 食洗機を購入すると大掛かりな工事が必要だから、賃貸に向かない
しかし、実際に一人暮らしで2年以上食洗機を使っている筆者としては、上記のデメリットを大きく上回るメリットが得られると思っています。
今回は、一人暮らしでもほとんどの人食洗機を購入した方が良い理由を紹介していきます。
具体的には、
- 一人暮らしでも食洗機を買うべき人
- 一人暮らしが食洗機を買うことで得られる節約効果
- 一人暮らしの効率的な食洗機の運用方法
をご紹介していきます。
最近では一人暮らしでも使いやすい、コンパクトな食洗機が増えてきており、
価格も~4万円と、決して安くはないですが、お求めやすくなっています。
一人暮らしで食洗機に興味がある人は、ぜひ今回の記事を参考にしてみてください。
一人暮らしでも食洗機を買うべき人
食洗機を置く場所がある人
まず、食洗機を購入するために絶対条件になるのが「食洗機を置く場所」を確保できる人です。
最近は小型の食洗機も増えてきているので、ほとんどの人は問題なく設置できるとは思いますが、
都内の極狭キッチンだと、最悪食洗機を置くことができないので、最低限おく場所の確認はしておきましょう。
また、必須ではないですが、以下の項目も確認しておきましょう。
- 1Rの人は、食洗機の騒音が気にならないか
- 近くに吸水・排水があるか(洗濯機の吸水でも分水器で吸水を繋ぐことが可能です)
後述しますが、食洗機で場所を取ってしまっても、一人暮らしであればそのまま食器置き場兼水切りかごとして運用できるので、思ったより邪魔になりません。
自炊をしている、または自炊にチャレンジしたい人
普段から自炊をしている人や、自炊にチャレンジしたい人は食洗機の購入を強くおすすめできます。
特に自炊にチャレンジしたいと思っている人は、洗い物の負担が減ることで、自炊の頻度が増えて、
間接的に食費も浮いてくるので、一石二鳥です。
逆に「自炊には時間のムダで、全く料理をしない」という人は、
食洗機を購入しても節約を効果を最大限に発揮することは難しいです。
個人的には自炊は最高のスキルだと思っています。
- 一度身につければ一生もののスキルになる
- 継続して食費が浮いてくる
- 健康的な食事を食べることができる
「自炊なんて、逆に時間がかかり面倒だ」と感じているいる人は、とても簡単な自炊方法も紹介しているので、下記の記事もぜひご覧下さい。
家事の負担を減らしたいと思っている人
一人暮らしは。仕事に加えて日々の家事も全て一人でこなさないといけません。
家事の負担は意外と大きいので、頼れるところは積極的に機械に代わってもらいましょう。
筆者も「ドラム式洗濯機」「ロボット掃除機」「食洗機」と家事を代行してくれるガジェットを買うことで、日々の家事負担を大きく軽減してもらってます。
※上記を合わせた「新家電 三種の神器」の時間節約効果は非常に高いです。
一人暮らしが食洗機を買うことで得られる節約効果
食洗機を使うことで水道代が節約できる
筆者が購入したホブナビの食洗機は、カタログ値で年間9000円の水道代が節約できると記載されています。
実際に筆者が食洗機を購入してからも、月々の水道代が500円~1000円ほど安くなっています。
もちろん、食洗機だけの効果では無いかもしれませんが、間違えなく水道代の節約に役立っています。
また、水や洗剤に触れることが少なくなるので、冬場に手荒れがちな人は、ハンドクリームなどの保湿ケア代も節約できます。
自分の時間が増える
食洗機を購入することで、自分の時間も増えます。
筆者の場合、手洗いの時は朝、夕の2回の洗い物で15分ほどの時間がかかっていました。
食洗機を購入することで、洗い物にかかる時間は5分以下になり、1日で10分ほどの時間を作り出すことができました。
仮に時給1000円だとしても、1ヶ月5時間分で、月5000円の人件費の節約と考えることができます。
また、水に触れるき機会も減るので、手荒れ防止の副産物もついてきます。
自炊の頻度が増えて間接的に節約になる
今自炊をしていない人なら、食洗機を活用することで間接的に食費を浮かせることが可能になります。
自炊のハードルを上げる要因のひとつに、間違えなく「洗い物」が挙げられると思います。
実際に筆者も、元々自炊はしたりしなかったりの生活でしたが、食洗機を購入してからは、
自炊の頻度はかなり多くなりました。
具体的には、
- 昼食(外食600円-自炊300円=300円)
- 夕食(外食800円-自炊400円=400円)
1日で、700円ほどの節約効果がありました。
1ヶ月で20日ほどで考えても、14000円ほどの節約効果が期待できます。
一人暮らしの効率的な食洗機の運用方法
食器洗いは1日1回にまとめる
一人暮らしが食洗機を起動するタイミングは、夕食後の1回が理想的です。
当たり前ですが、一人暮らしは使う食器の数も少ないので、
食事のたびに食洗機を使っていては、食洗機の節約効果も半減してしまいます。
使い終わった食器は、軽く水で流しておき、洗うまで食洗機の中で待機させておきましょう。
食洗機を「水切りかご」兼「食器置き場」にする
一人暮らしは、そもそも食器数が少ないので、食洗機を「水切りかご」兼「食器置き場」にすることが可能です。
こうすることで、大きな食洗機も食器置き場兼用と考えることができるようになります。
食洗機を「水切りかご」兼「食器置き場」にすることで、
- 食洗機に食器を入れるときの場所を悩まなくなる(毎回同じ食器のため)
- 必要以上の食器を買わなくなる(無駄な買い物が減る)
- 食器棚や水切りかごが不要になる
など、多くのメリットがあります。
コップだけなどのちょっとした洗い物なら、手洗いで済ませてそのまま食洗機を水切りかごとして使うことが可能です。
筆者も食洗機を購入した時は、「結構大きくて邪魔かも・・」と思いましたが、
上記の運用をすることで、逆に少スペースな運用ができています。
吸水は洗濯機の水道から接続する
筆者が購入したホブナビの食洗機は、手動で吸水する方法と、自動で吸水する方法、どちらでも出来るタイプです。
最初は手動で吸水を行っていましたが、毎日のことなので結構面倒に感じていました。
今は自動で吸水ができるようにしたので、ストレスなく食洗機を使えるようになっています。
食洗機の購入を考えている人は、自動吸水を対応している機種を買うことをおすすめします。
ちなみに、洗濯機の吸水口から「分水器」を使って、簡単に吸水することができます。
キッチンの食洗機の吸水口は、キッチンから接続するのが一般的ですが、
個人的には余計な工事もいらない「分水器」を使った方法をおすすめします。
※配置上洗濯機側から吸水できない場合は、キッチンからの吸水になります。
まとめ
食洗機は一人暮らしであっても、置く場所さえ確保できれば誰にでもおすすめできる家電です。
また、下記に当てはまる人には更におすすめできます。
- 食洗機の吸水を自動化できる人
- 自炊をしている、または自炊にチャレンジしたい人
- 家事の負担を減らしたいと思っている人
また、一人暮らしが効率的に食洗機を運用していく方法として、
- 食器洗いは1日1回にまとめる
- 食洗機を「水切りカゴ」兼「食器置き場」にする
- できる限り自動吸水の運用にする
をご紹介しました。
食洗機は大きくて邪魔になりそうと考えている人も、
食洗機を「水切りカゴ」兼「食器置き場」と考えることで、実は効率的な場所の使い方として
運用することが可能です。
今回ご紹介した「食洗機」をはじめ、「ドラム式洗濯機」や「ロボット掃除機」は、
運用方法に癖があり、人によっては購入したことを後悔する人もいます。
ただ、それぞれの特性を最大限活かすことで、生活の質はかなり向上しますので、
「一人暮らしに食洗機は不要」と考えず、自分の状況を考えた上でぜひ食洗機の購入を検討してみてください。