【予算8千円以下】低温調理をはじめるために必要な最低限の調理器具

真空低温調理真空低温調理

低温調理には興味があるけど、低温調理をはじめるにはいろいろな道具が必要で高く付きそうと考えていませんか?

実は低温調理は、低温調理器さえあれば他の器具は代用が効くので格安にはじめることも可能です。

 

実際に筆者も、低温調理の器具を100円ショップのものを代用することがありますが、低温調理をするうえで不自由な思いをすることはほとんどありません。

 

この記事では、

  • 低温調理をはじめるために必要な最低限の調理器具
  • 予算8千円以下で低温調理をはじめる具体的な方法

をご紹介します。

 

低温調理は、他の調理方法とは少し違う特性を持っているので、最初は敷居が高いと思いますが、慣れてしまえばお店級の絶品の肉料理を作ることも可能です。

ぜひ参考にしてみてください。

低温調理をはじめるために必要な最低限の調理器具

低温調理に必要な最低限の調理器具

低温調理をはじめるうえで、最低限必要な調理器具は下記の4点です。

  • 低温調理器
  • 料理温度計
  • 湯煎用の容器
  • 耐熱袋

この中で代用することが難しいのが低温調理器のみです。

他の調理器具は代用だったり、家にあるものを流用することが可能です。

低温調理器

真空低温調理をはじめるうえで必ず必要な調理器具です。

そもそも低温調理器とは、容器に溜めたお湯を一定の温度に保つための道具です。

食材を55度~65度くらいの低温で加熱することで、タンパク質の変性を極限まで抑えられるので、肉が固くならず、しっとりとした食感に仕上げることが可能になります。

 

低温調理器は以前は2万円以上する製品しか販売されていませんでしたが、最近では1万円を切ってくる格安な商品も多くなり、低温調理をはじめやすくなっています。

料理用温度計

低温調理をする上で料理用温度計は必須です。

低温調理をやっていて、一番怖いのが低温調理器の故障です。
というのも、低温調理ではたった1度の差がかなり大きく出てしまうからです。

 

例えば、鶏肉を57度で3時間加熱したかったとして、これがサーモヒータの故障で54度だった場合十分な加熱がされないことになります。

しかも、57度が54度だったなんて気づくことはできるでしょうか?

 

低温調理をする際は、万が一に備えて必ず温度を測りましょう。

具体的には、

  • 低温調理はじめる直前に水温を計る
  • 低温調理が終わった時に水温を計る

これだけで、低温調理器の故障した際のリスクが大幅に減少させることができます。

湯煎用の容器

低温調理では、食材を低温で加熱するために湯煎で使う容器が必要になります。

低温調理の容器に必要なスペックは、

  • 100度以上の耐熱性がある
  • 水深15cm以上の容器
  • 水漏れがしない

最低これらを満たしている必要があります。

 

基本的に低温調理は鍋が推奨ですが、低温調理に使う容器は15cm以上の深さが必要なので、意外とこれくらい深い鍋を持っている人も少ないと思います。

 

そこで活用したいのが、プラスチック容器です。

プラスチック容器なら上記の項目を満たしているもが意外と多くあり、100円ショップなどでも購入することが可能です。

耐熱袋

低温調理の食材を湯煎に入れるために必要な袋です。

袋詰めをすると、食材のうまみや水分が抜けることがなくなることで、他の調理方法に比べて食材の味そのものが濃くなります。

 

耐熱袋を選ぶ時に注意したいのが、最低100度以上の耐熱性が必要ということです。

 

中でも特におすすめな耐熱袋がジップロックです。

ジップロックは、

  • 真空状態にしやすい
  • 多少雑に扱っても袋が破れない
  • 作った料理を半分に分けてそのまま冷蔵庫に保存できる

など、低温調理初心者にとって嬉しいポイントも多いです。

予算8千円以下で低温調理をはじめる具体的な方法

低温調理を予算8000円以下ではじめるには、セールを活用しましょう。

具体的な内訳は、

  • 低温調理器・・・・・・7400円(セール時)
  • 湯煎容器・・・・・・・100円
  • 料理温度計・・・・・・400円
  • ジップロック・・・・・14円

となります。

セールを待ってられないという人もいるとは思いますが、今回紹介するスロークッカーbeemyiは頻繁にセールを行っているので、2ヶ月くらい待てばセールが行われると思います。

低温調理器は格安でOK

低温調理器を選ぶ際は、格安の低温調理器で大丈夫です。

低温調理で最も怖いリスクが低温調理器の故障ですが、調理前と調理後に湯煎の温度をしっかり確認していればこれらのリスクは避けられます。

 

とは言え多少は使い勝手に影響があるので、下記の項目を満たしている商品がおすすめです。

  • 固定はネジではなくクリップ式
  • 小型の低温調理器を選ぶ(収納を圧迫しない)
  • 家のコンセントが届くコードの長さ

 

因みに現時点で上記の項目を満たし、筆者がおすすめしたい商品がスロークッカーbeemyiです。

スロークッカーbeemyiのメリットとして、

  • 低温調理器としては格安で、セール時は7000円代で買える
  • コンパクトで収納も困らない。商品寸法 (長さx30cmx5.5cm高さx5.5cm)
  • Amazonレビューも非常に高い

と、低温調理器を選ぶなら有力な候補になると思います。

セール対象にもなりやす商品なので、なるべくセール時に購入することで予算8000円以下も十分可能です。

料理温度計・湯煎容器は100円ショップを活用する

温度計

低温調理をする上で温度計は必須ですが、決して高いものが必要というわけではありません。

料理温度計がなかったり、湯専用の容器で代用できそうなものがない時は、100円ショップを活用するのがおすすめです。(400円くらいで売っていると思います)

 

また、湯煎容器の容器も100円で揃えることが可能です。

100円ショップで湯煎容器を探すコツは、

  • 料理コーナーの保存容器
  • ファイルケースなどがある文房具周辺

などを探し良さそうなものがあれば、裏面やシールを確認して低温調理に使えそうかチェックしましょう。

耐熱袋はジップロックがおすすめ

耐熱袋はジップロックがおすすめです。

アイラップなどの格安袋に比べると多少高くなりますが、真空状態にしやすかったり、多少雑に扱っても破けれにくいという点は、初心者の人からするととても大きなメリットになります。

 

1枚あたりの価格で比べても、

  • アイラップが約2.5円
  • ジップロックが約14円

なので、低温調理をする際のメリットを考えれば、それほど大きな差ではないと思います。

 

まとめ

低温調理をはじめるうえで、最低限必要な調理器具は下記の4点です。

  • 低温調理器
  • 料理温度計
  • 湯煎用の容器
  • 耐熱袋

 

また、予算8000円で低温調理をはじめるには、低温調理器がセール時に購入するのがおすすめです。

低温調理器以外は代用が効くものが多いので、100円ショップなどを活用しましょう。

 

低温調理はコツさえ掴めばお店級の絶品肉料を作ることも可能になるので、ぜひ挑戦してみてください!

 

↓低温調理器を買ったら真っ先に作ってもらいたいサラダチキン。