低温調理と聞くととてもハードルの高い調理方法だと思う方も多いと思います。
特に、
・低温調理は食中毒が怖い
・低温調理はなんとなく難しそう
などを心配する方がとても多く、筆者も最初のハードルがとても高い調理方法だと思っています。
ただ、実際に低温調理を始めると、その美味しさと調理の楽さで、低温調理がやめられなくなると思います。
今回はそんな低温調理ハードルのひとつ、低温調理に使う道具をまとめてみました。
最近の低温調理器は手頃な価格のものも増えてきているので、低温調理のハードルもかなり下がってきています。
今回紹介する道具は、必ず必要なものからあったほうが便利なものまで、筆者の経験をもとに紹介します。
低温調理を始めようと思っている方は、まずは最小限の道具で始めてみるのがおすすめです。
低温調理を始めるために必ず必要なもの
低温調理を始めるために必ず必要なものです。
- 低温調理器
- 15㎝以上の深さのある耐熱容器
- フレーザーバッグ
- 温度計
まず低温調理を始める時に必要なものです。
特に最初は、一気に全ての調理器具を買い揃えるのでなく、その都度必要なものを買い足していくのがおすすめです。
低温調理器
選ぶポイントは、
- 最大ワット数
- クリップ式
- 設定温度の上限
- 日本式電源プラグ
などがあげられます。
最近は各社で低温調理器が販売されており、大体のものは上記のポイントは抑えられています。
そんな中、高価な低温調理器も販売されていますが、目玉のwi-fi機能などは正直使い所があまりないです。
個人的には比較的安価な低温調理器で十分だと思っています。
私が購入したのはハイスマイルの低温調理器ですが、最近ではもっと安価でコンパクトなこちらの商品がおすすめです。
安いと故障のが怖いと思う方もいるかと思いますが、低温調理をスタートする際と調理終了時に水温を計っておけば安心です。
15㎝以上の深さがある耐熱容器
低温調理をするには湯煎を扱うための容器が必要です。
容器に必要なのが、
- 15cm以上の深さ
- 耐熱性
家に大きな鍋があればそれで十分です。
もしなければ、アスベルキッチンボックスがおすすめです。
複数の低温調理も可能で、保存容器だけあって作りも頑丈です。
低温調理中に蓋を閉められないのが唯一の欠点ですが、低温調理専用と割り切って蓋をカットしてしまうのも手です。

また、とりあえず低温調理専用に容器がほしい方は、100均にあるストッカーなどがおすすめです。
選ぶ際は深さ、耐熱温度に注意してください。
フレーザーバッグ
低温調理に使う袋は、必ず耐熱の袋を選んでください。
定番はジップロックで、品質も良く一番低温調理に適しています。
あまり袋にコストを掛けたくない方は、アイラップという袋も良いみたいです。
温度計
個人的には低温調理に温度計は必須です。
特に、初心者のうちは低温調理開始時と終了時に水温をチェックしましょう。
低温調理器もいつ故障するかわからないので、必ず温度計でダブルチェックが必要です。
逆にココさえしっかり守っていれば、後は比較的に信頼のある温度表を守れば食中毒の心配は殆どありません。
低温調理の時にあると必ず便利なもの
低温調理をする時にあると必ず便利なもの。
- バーナー
- クリップ
- トング
低温調理をとりあえずやってみて、続けたいと思ったら必ず導入したほうが良いものです。
あるとかなり便利です。
バーナー
バーナーは、肉の表面の殺菌や焦げ目をつけて香ばしくする時に使うアイテムです。
低温調理した牛肉や豚肉の表面を炙ったり、鶏肉は皮目を炙ったりすると一層美味しく低温調理を楽しむことが出来ます。
フライパンで焼いても良いですが、バーナーの方が焼き目をコントロールしやすくサッと作業を終わらせらせるので快適です。
クリップ
低温調理するときに、フレーザーバックを抑える時に使います。
クリップを使うことで、水に沈めた食材同士が当たらないように調整したり、容器の底面や側面に当たらないように調整することができます。
(食材同士が重なると、その部分の加熱が不十分になる)
お勧めしたいのが、100円ショップのクリップです。
このタイプのクリップは、つまみ部分が動かせるので邪魔にもならずに使いやすいです。
複数の食材を入れても重ならないように調整できます。
水を扱う場所なので理想はステンレス製ですが、仮にサビても100円なのでその時はおとなしく交換しようと思ってます。
トング
トングは、肉を袋に出し入れする時や食材を湯煎に沈める時に重宝します。
100円トングでも良いですが、なるべくなら先がナイロン製のものが良いです。
ナイロン製なら、テフロンフライパンなどに移す時もテフロン加工が傷つかずに済みます。
人を選ぶけど低温調理の時あったほうが良いもの
続いて、低温調理の時にあったほうが良いもの。
- 真空パック機
- テーブルナイフ
万人にはお勧めできませんが、人によっては重宝するものです。
真空パック機
真空パック機は、低温調理と相性の良い調理器具です。
ですが、しっかりとメリットとデメリットを把握した上での購入をお勧めします。
あると便利な人は、
- 予め低温調理用の食材をまとめてパック詰めしたい人
- 業務用サイズの食材を購入する人(コストコなど)
- 野菜の低温調理をよくやる人
真空パック機は、以前私も購入していたので参考までにレビュー記事をどうぞ

テーブルナイフ
低温調理で意外と便利なのがテーブルナイフです。
低温調理した肉をそのまま皿に移して、皿の上で肉をカットしながら食べれば、洗い物も出ずに、そのつど食べたい大きさに切ることが出来きます。
肉の低温調理を良くする人は持っておくと便利です。
まとめ
低温調理に必ず必要なものは、
・15㎝以上の深さのある耐熱容器
・フレーザーバッグ
・温度計
この4つは低温調理をする時に必ず必要なものです。
更に低温調理の時あると便利なものが、
・クリップ
・トング
低温調理はおいしい、簡単、健康を手に入れられる画期的な調理法です。
特に一人暮らしで自炊もあまりしないという人は、最初の用意さえしておけば後は低温調理器におまかせなので、自炊のハードルもかなり下がります。
他にも低温調理のやり方などの記事があるので、ぜひご覧ください。

