- 一人暮らしで鍋物を作ったら材料が余った
- 仕事帰りでもサクッと鍋物を作りたい
- めんどうなことは一切なしで鍋物を作りたい
冬に近づくと温かいものが恋しくなります。
特に鍋物は1食でさまざまな栄養を摂れるので、
野菜が不足しがちな一人暮らしにはうってつけの料理です。
ただ、一人暮らしで鍋物を作ろうとすると以下のような事が起こります。
- 材料を余らせてしまった(ダメにしてしまった)
- 食材の配分が難しく、入れすぎたり少なすぎたりしてしまった
- 仕事帰りで疲れ果て、結局コンビニで済ませてしまった
ある程度人数がいる状態なら食材を使い切ることは容易ですが、
一人暮らしとなると食材を余らせてしまうなどのトラブルが起こってしまいます・・
そこで今回は、一人暮らしでも食材を余らせず、
時間がなくても簡単に一人鍋を楽しむ方法をご紹介します。
意識したいするポイントは以下の通りです。
- 電子レンジ鍋の活用(必須)
- 鍋の食材は週末にまとめて用意しておく
- 最悪、コンビニやスーパーの野菜セットでもOK
上記を意識するだけで、
疲れ果てた平日の仕事帰りなどでも、簡単・健康的な鍋物を作れます。
また、鍋セットがないときの回避策も紹介していますので、
一人暮らしで鍋物を楽しみたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
一人鍋に必要な道具と食材
鍋は電子レンジ鍋がおすすめ
鍋物といえば土鍋を思い浮かべる方も多いと思いますが、
一人暮らしで鍋を作るなら断然「電子レンジ鍋」がおすすめです。
電子レンジ鍋のメリットは以下のとおりです。
- 調理がとても簡単(レンジだけで完結)
- 電子レンジ鍋はとても安価
- 土鍋に比べて軽く、洗いやすい
特に鍋用の容器をそのまま器に出来るうえ、
商品もとても安価なので、拘りがなければ電子レンジ鍋はとてもおすすめです。
鍋物をするなら以下の商品がとてもおすすめです。
https://www.pasutaseikatu.com/microwave-oven-recommended-for-living-alone/
一人鍋に必要な食材
一般的に鍋物には下記の食材が一般的です。
- 肉類(牛・豚・鶏肉や魚)
- 野菜類(白菜、長ネギ、にんじん、きのこ類など)
- 豆腐や油揚げ
- 調味料(プチッと鍋などの素)
もちろん、油揚げや好みの野菜を入れも大丈夫です。
一人分の材料を用意するのは意外と大変
ただ、上記のように多くの食材を一人前で用意するのは意外と大変です。
週末の時間がある時ならまだいいですが、仕事帰りの平日などは鍋の用意だけで手一杯になってしまいます。
加えて、食材をダメにしてしていまうリスクも高く、食費を浮かせようとしたのに、
結局無駄に食材を捨ててしまったということにも繋がりかねません、
そこでおすすめなのが「週末に一人分の鍋セットを冷凍」することです。
この鍋セットを事前に用意しておくことで、
平日の時間がない時も、
- 電子レンジ鍋に水と調味料を入れる
- 鍋セットを電子レンジ鍋に入れる
- 食材にあわせてレンジで加熱する
と、最小の労力で鍋を作ることが可能です。
ちなみに電子レンジの加熱は、ガス火のように鍋の目の前で見張っている必要がないので、電子レンジで加熱中も仕事帰りの身支度を済ませつつ行えるなど、時間を有効活用できます。
冷凍一人鍋セットのメリット
鍋セットを用意しておけばすぐに食べられる
冷凍鍋セットは、週末などにまとめて用意しておけば、忙しい時にすぐに鍋を食べることが出来ます。
また、解凍することを忘れてしまっても、電子レンジの時間を延長することで問題なく食べることが出来ます。
鍋セット自体も、冷凍しておけば1ヶ月は日持ちするので、万が一夕食を買い忘れたという時の保険にもなります。
食材ロスが減り、食費が浮く
週末にまとめて鍋セットを作ることで、食材ロスが減り、食費が節約できます。
筆者を例を挙げると、週末に食材をまとめ買いして、6日分で合計1300~1500円程です。
これを6等分にすると、1食あたり210~250円ほどになります。
良く買う食材は、
- 白菜・・・・・・・・・1/4個
- 長ネギ・・・・・・・1本
- にんじん・・・・・1本
- しめじ・・・・・・・1パック
- まいたけ・・・・・1パック
- 豆腐・・・・・・・・・80g×5
- 鶏もも肉・・・・・600g
- プチッと鍋・・・・6個入り
などです。
また、冷凍するメリットとして、値下げ品や日持ちしない食材も鍋に入れられるメリットがあります。
具体的には下記のような食材が優秀です。
- 「もやし」非常に安価、栄養もある。
- 「値下げ品の肉や魚」安価、なるべくドリップの少ないものを選ぶ。
- 「大容量な食材」安価、小分けにして食材ロスをなくす。
これら食材を活用することで、更に食費を抑えることも可能です。
アレンジも容易
一人暮らしをしている人だと、極端に食べるのもが偏ることが多いと思います。
筆者もきのこ類やにんじんなどの根菜類は、意識しないと食べることが少くなってしまいます。
その点冷凍鍋セットなら、季節の野菜を入れてみたり、鶏肉を魚に変えたりと、様々なアレンジが容易にできます。
鍋の素もいろいろな味が販売されているので、アレンジしやすく飽きがこないことも鍋物の大きなメリットです。
一人鍋セットの作り方
食材の購入
まずは買い物の前に、どれくらいの量の鍋セットを用意するのか決めます。
何も考えずに買い物に行くと、極端に一部の野菜が多くなったり、冷凍庫に入り切らなかったりしてしまいます。
鍋セットを作る時に考えることは、
- 何日分を作りたいのか
- 1食でどれくらいの量の野菜やタンパク質を食べたいのか
- 最近不足している食べ物はなにか
などです。
個人的に鉄板のテンプレートは、
<6回分>
- 白菜・・・・・・・・・1/4個
- 長ネギ・・・・・・・1本
- にんじん・・・・・1本
- しめじ・・・・・・・1パック
- まいたけ・・・・・1パック
- 豆腐・・・・・・・・・80g×5
- 鶏もも肉・・・・・600g
- プチッと鍋・・・・6個入り
です。
6等分すると大体、野菜が250g、鶏肉が100g(たんぱく質25gほど)くらいになります。
慣れてくると食材の量の感覚や肉や魚のたんぱく質の量も、だいたい把握できるようになってきます。
食材の下ごしらえ
今回は野菜の下ごしらえもしていますが、より下ごしらえ不要な方法も記事にしたので、興味がある人はこちらも参考までに御覧ください。
白菜
白菜の下ごしらえには「サラダスピナー」があると便利です。
手順としては、
- 保存用の袋を用意します
- 白菜の芯をカットします
- 1枚ずつざく切りで切っていきます
- 切った白菜からどんどんサラダスピナーに入れていきます
- サラダスピナーが一杯になったら水を切ります
- 水を切った白菜を保存袋に等分していき、これを繰り返します
サラダスピナーがない方は、ザルやキッチンペーパーを活用します。
長ネギ
長ネギの下ごしらえは簡単です。
- 長ネギを軽く洗います
- 根本を切って、斜め切りしていきます
- 保存袋に等分していきます
筆者は、青い部分も気にせず使っています。
にんじん
にんじんの下ごしらえも特に面倒ではありません。
- にんじんを軽く洗います
- なるべく薄切りにカットします(火が通りにくいため)
- 保存袋に等分していきます
筆者はにんじんの皮も食べるので、苦手な方はピーラーを使って取り除いてください。
きのこ類
きのこ類は、水洗いは不要です。
- きのこの表面を軽く拭きます(干ししいたけなどは水で戻します)
- 食べやすい大きさにカットします(手で裂けるものは手で)
- 保存袋に等分していきます
きのこ類はしめじ、舞茸あたりがおすすめです。(手間が少ないため)
肉・魚類
基本的に食べやすい大きさにカットしてあるものを選びましょう。
- 肉・魚のドリップを軽く拭きます。
- 保存袋に等分していきます
袋詰して冷凍
袋詰めに使う保存袋の候補として「ジップロック」と「アイラップ」があります。
「ジップロック」は、
- アイラップより長期保存が向いている
- 鍋セットを薄くしやすいので冷凍庫を圧迫しない
などのメリットがあり、冷凍庫にスッキリと収納したい方向けです。
また、ジップロックに拘らなければ、もっと安価なジッパー付きの袋も買えます。
「アイラップ」のメリットは、
- 安い
とにかくランニングコストを削減したい人向けです。
他に用意しておくもの
鍋物で他に用意したい食材は、
- 豆腐や厚揚げや冷凍餃子など
- 鍋の素
などです。
豆腐は小分けパックがおすすめで、1食ずつプッチンプリンのように押し出して使えます。
また、小分けパックだと水切りの必要がない商品がほとんどなので、手間も少なくて済みます。
厚揚げは筆者は使わないですが、冷凍餃子は何も具材がなかった時に重宝します。
鍋の素は「プチッと鍋」などの市販品を買うか、自分で作るかの2択です。
正直、鍋は様々な食材から旨味がたっぷり出てくるので、シンプルに醤油や味噌だけでも十分美味しく食べられます。
「醤油や味噌だけでは物足りない」という人でなければ、個人的には醤油や味噌だけでも十分だと思います。
手間を省いたカット野菜もおすすめ
上記のように野菜の下ごしらえは意外と大変な作業です。
もし、これらの手間をカットしたいなら「カット野菜」の活用がおすすめです。
多少コストは上がるものの、下ごしらえはの手間を考えれば十分安いです。
カット野菜のメリットとしては、
- 大体のカット野菜は洗わずに食べられる
- コンビニなどでも「鍋セット」や「野菜炒めセット」が売っている
などがあり、むしろ自炊慣れしていないうちは、無理せずカット野菜を有効活用したほうが良いです。
注意点として、野菜セットのみで肉類や魚類は別途用意が必要です。
その際は、サバ缶などを常備しておけば、具材として活用できます。
まとめ
一人暮らしの鍋物は、下記を意識するだけで非常に手軽に挑戦できます。
- 電子レンジ鍋を活用
- 週末に鍋セットを作り置き
- 一人分の野菜セットを活用
鍋物は一食で野菜やタンパク質をバランスよく摂取出来るうえ、シメにうどんなどを活用することで、スープも余すことなく食べきることが出来ます。
「最近、野菜が不足してるな」と感じている、一人暮らしのには特におすすめなので、ぜひ一人鍋に挑戦してみてください。