炊飯器はとても便利な調理器具です。
ごはんを炊くだけでなく、炊き込みご飯や、その気になればおかずだって作れてしまします。
今回はワンプレートでごはんとおかずがいっぺんに作れる、カオマンガイの紹介です。
カオマンガイは東南アジア系の料理で、米に鳥だしを吸わせてしょうがとかナンプラーの香りを効かせた、エスニックな一品です。
鶏肉ベースで体にも良く、ワンプレートで食事が完結するので、自炊が面倒な時には特におすすめです。
では早速作り方に移ります。
炊飯器で作れるカオマンガイの作り方
材料
材料 <約2食分>
- 鶏むね肉(ももでも可) 1枚 (両面に塩・こしょう)
- 米 2合 (糖質が気になるなら、1.5合に調整)
- にんにく チューブ2㎝
- しょうが チューブ2㎝
- ネギ頭 1本 (白い部分でもOKですし、なくてもOKです)
- 酒 大さじ1
- 塩 小さじ1/2
- タレ 醤油・ゴマ油(意外とこの2種だけで十分美味しいです)
作り方
- 鶏むね肉の両面に、塩・こしょうをする。
- 米を洗う。
- 内釜にごはん、にんにく、しょうが、酒、塩を入れ、2合の目盛りまで水を入れる。
- ネギ頭、鶏むね肉をいれて、炊飯器のふつうモードで炊飯開始。
炊飯器調理は手順もシンプルで非常に楽ですが、調味料と水を入れる前に具材を入れないように注意してください。(具材が先だと水の量がわからなくなります)
ちなみに本格的なカオマンガイは、ナンプラーが入ったり、ジャスミンライスを使うみたいですが、今回はとにかく楽なレシピを目指しているので手元にある材料で済ませています。
ちなみに、鶏肉は切らずにそのまま内釜にいれてOK。
タレは醤油とごま油で十分美味しい
カオマンガイが完成したら、鶏肉をほぐしてから盛り付けます。カット野菜などあれば添えて、最後にタレを回しかけます。
今回、タレはごま油と醤油と非常にシンプルですが、ごま油の風味と醤油の旨味で十分美味しくいただけます。
カオマンガイのメリット
カオマンガイは準備・後片付けが楽
カオマンガイの魅力は、材料がシンプルでワンプレートで食事を済ませられるのが最大のメリットです。
私も時間がない時によく作る料理で、このカオマンガイとカット野菜があれば、十分食事として成立するのでとても気に入ってます。
健康にも良い
カオマンガイは鶏肉がメインの料理なので、健康にもとてもいいです。鶏肉は他の肉に比べても高タンパク・低脂質なので、日頃から筋トレをしている人にもおすすめ出来ます。
更にしょうがやにんにくと言った薬味も体にいいので、夏は夏バテ対策、冬は冷えによる血行改善にも役立ちます。
しかし、このワンプレートだけだと流石に野菜が不足してしまうので、カット野菜か味噌汁をつけるなど加えられれば尚よしです。
冷凍ご飯のストックが無いときに便利
炊飯器調理をすると必ず起きるのが、ご飯の炊飯とおかずを作るときの炊飯器が被ってしまうことです。
私もあると思ったのに冷凍庫を開けると、冷凍ご飯が無いことはよくあることです。そんなときに便利なのが、今回のカオマンガイや具沢山の炊き込みご飯です。
ちなみに炊き込みご飯は「サバ缶で出来る炊き込みご飯」も紹介しているので、ぜひレパートリーに加えてみてください。

まとめ
カオマンガイは意外とパンチが効いていて、食欲がないときもにんにくや生姜の香りで食欲が湧いてきます。夏場の食欲がないときに特におすすめしたい料理です。
また、下ごしらえや後片付けが非常に楽なので、自炊が面倒な時や忙しいときにも、手軽に作れてしまうのも魅力の一つです。
材料もかんたんに手に入るものばかりなので、是非挑戦してみてください。
最後までお付き合いいただきありがとうございます。